朝礼看板の活用例‐株式会社熊谷組様‐
機能性と見やすさを備えたデジタルサイネージで効率化
新潟県長岡市で、熊谷組・植木組建設共同企業体により、研究開発施設と工場の新設工事が行われています。
この現場では2023年3月末にBANKENサイネージを導入しました。
所長の谷栄二さん、施工管理監督の高垣大さんに、BANKENサイネージをどのように活用しているか、また導入のメリットについて伺いました。
導入の経緯
はじめに、BANKENサイネージの導入を決めた理由をお聞かせください。
谷所長
最初に「いいな」と思ったのは、Buildeeとの連動です。
Buildeeに登録した配置図の最新データがパソコン操作不要でディスプレイに直接映し出され、業務の効率化を図れます。
デジタルサイネージ自体は以前から導入していたのですが、他社のものだったので、Buildeeに登録したものをミラーリングで映し出していました。現在は屋外用と屋内用2セットのBANKENサイネージを活用しています。
導入効果
段取り不要で「朝の貴重な15分」を短縮
屋外用についてはどのような活用法で、導入前とは何が変わりましたか?
高垣さん
屋外用は、朝礼での活用がメインです。ラジオ体操をディスプレイに流しながら行うことから始めて、当日の現場配置、搬入出予定などを映し出して周知します。Buildeeと連動しているので段取りが不要で、安全当番の負担がぐっと軽減されたと思います。
当番が準備している間に映像が自動的に流れるのも便利ですね。導入前は、必要事項をA1サイズの紙に出力して貼り出していましたから、その頃と比べると格段の差です。
谷所長
紙ベースで行っていた頃は、職員が朝礼の10〜15分前に来て貼り出して、音を出してスタンバイしていたのですけれど、今は貼り出しもなければ、朝礼開始の音出しもなく、その時間となれば朝礼ができる。
朝の15分にどれほどの価値があるかを考えると、DXの観点からみて大きな変革になったと思います。
抜群の見やすさ、伝わりやすさがメリット
作業時間の効率化以外のメリットはありますか?
高垣さん
画面をその場で操作しながら説明するので、わかりやすく周知できますね。
それと、「皆が見やすい」ことが大きな利点です。86インチの大型ディスプレイは離れた場所からもよく見えますし、高輝度で、明るさを自動補正する機能が付いているので、日差しがかなり強いときでも問題なく見ることができます。
谷所長
背景色や文字色も遠くから見やすいように工夫されていますよね。同じBuildeeのコンテンツでもパソコン画面とは表示形式を変えてくれているので、ミラーリングして映し出すより断然見やすくなっています。
今後の展望
サポート体制にも安心感
BANKENサイネージは、ソフトウエアとディスプレイ等をセットにすることでワンストップのサポート体制を整えていますが、その点はどう思われますか?
高垣さん
ソフトウエアだけを導入してコストを抑えたい場合もあると思いますが、私の立場でいうと、サポートの窓口がひとつなのはありがたいです。
不具合が出た場合、「ディスプレイの問題か、通信環境の問題か」などと考えずに電話すればいいわけですから。「こういう不具合が出たので、こうしてほしい」と、そのまま伝えられるのはいいですね。
谷所長
これから長く利用していくと思うので、サポート体制が整っていて気軽にサービスを受けられるのは何より安心です。
ユーザー概要
社名 | 株式会社熊谷組 |
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URL | https://www.kumagaigumi.co.jp/ |
事業内容 | 建築・土木・不動産 |
所在地 | 東京都新宿区津久戸町2番1号 |
創業 | 1898年 |
設立 | 1938年 |
資本金 | 301億円 |
インタビューご担当者様